[トルコ・ギリシャ旅行] 0日目 日本→トルコ・イスタンブール

成田空港000

それは友人M君と飲んでいる時であった・・・。
「そいやー、今度トルコへ一人旅に行くんだよね☆(ゝω・)v」
またか・・・。
こいつは前もアメリカを横断したり、ヨーロッパの国々などへまったく予定も建てずに気ままな一人旅を何度もしていた。
俺「トルコってなにがあるの?」
M「よく知らんwwww トルコ風呂とか?www」
俺「んーー、俺も一緒に行っていい?
M「いいよ」
・・・こうして俺のトルコ旅行行きが決まったのである。
(旅行の3週間前の出来事)

海外旅行など行ったことのない俺は、さっそく次の日に池袋でパスポートの申請を行った。
M君は既に飛行機の予約を取っていたのだが、俺はパスポートを受領してから予約することにした。

数日後、パスポートを受け取り、Mに教わったExpediaという格安航空券をゲットできるサイトで飛行機のフライトを検索する。
俺は当然、Mと一緒の飛行機に乗れると思っていた。
当たり前だ、俺はもちろん国際便なんか乗ったことないし、英語もMみたいに流ちょうに喋れない。
当然・・・まったく自然な願望・・・、だがしかし
M「あー、俺の乗る便はもう埋まってるやーーーwwww」
俺は初めての海外旅行の国際便を一人で乗り込むことになったのである。


M君 [往復:172,220円] 航空会社:Aeroflot(アエロフロート・ロシア航空)
成田空港(日本)→シェレメーチエヴォ国際空港(ロシア・モスクワ)→アタテュルク国際空港(トルコ・イスタンブール)

The Focus [往復:158,350円] 航空会社:Air China(中国国際航空)→ Turkish Airlines(トルコ航空)
成田空港→北京首都国際空港(中国・北京)→アタテュルク国際空港

2012年9月15日 成田空港
先に日本を発つMと一緒に、初めての成田空港へ到着。
改札を出るとすぐのゲートでパスポートの提示を求められて、さっそく驚く俺。

両替
とりあえず日本で両替を行う。
日本円10万円をユーロに交換。
なぜ、トルコへ行くのにユーロと交換するかというと、
何処の国へ行くにも価値の下がりにくい通貨(米ドルやユーロなど)にとりあえず両替しておき、現地で必要な分だけ少しずつ現地通貨へ両替するのが鉄則らしい。
そうすれば、例え現金が余ったとしても、両替レートの良い通貨で日本円に替えられるわけだ。
現地では、個人が安いレートで両替している場合もあるので、そういう場合もお得に現地通貨と両替ができる。


日本を発つ前にMから助言を貰う。
「チェックインは2時間前にしろ。そこで印刷したExpediaの予約確認書を見せればあとは勝手にしてくれる。チケットは2枚もらえるから、1枚は日本で、もう1枚は乗換の中国で使え。あとは寝てればOK」
なるほど、小学生でもできそうだな、こりゃ楽ちんだわー(笑)っと笑う俺。
それがこの日、最後の俺の笑顔であった・・・。

Air China
2時間前となったので、チェックインすべくAir Chinaの列へと並ぶ。
Mに教わった通りの手順でチェックイン、うん楽だ・・・っとそこで従業員に
「イスタンブールへの便は北京でチェックインしてくださいね」
と言われ、手渡されたのは北京行きの1枚のチケットだけ
「ふふ~ん、そういうもんなのかなぁ」っと深く考えない俺。
うっすらと微笑みながら俺を見送った従業員は、この先の俺の苦労を予見していたのかもしれない・・・。

チケット 北京
出国審査
何はともあれ、チケットをゲット!いざ、出国審査へ!さらば日本よ!

Air China ボーイング777
Air China(中国国際航空)ボーイング777/200に搭乗!
アナウンスは既に中国語!ワクワクドキドキの旅の始まりだ・・・!!(^ω^)
成田空港→北京首都国際空港(中国・北京)
9月15日 15:15→18:10
(現地時間)
フライト時間:3時間55分 距離:2,113km

チケットを見ながら自分の席を探す。事前に窓際の席を指定していたのだが・・・既にその席には黒人の少女が・・・。これが国際便エコノミークラスクオリティーか・・・っと話しても面倒くさそうなので、しぶしぶ隣の席へ座ることにwww

機内からの眺め
少女の前を失礼して撮影した機内からの眺め

中国国際航空 ビール
Air China 機内食
事前にビールは無料だと聞いていたので頼んでみた。
ぬるかったけど、薄味だったので美味しかったww
機内食。お腹が減ってたので完食したw


北京首都国際空港に到着!
北京首都国際空港
初めての海外・・・!!感激する俺・・・!!www
近代的な造りの空港の内装はものすごく眩しく、海外へ来たことをを実感させてくれた。
しかし、ここで事件が起きる・・・!!
「よーし、乗換だからtransfersってとこに行けばいいんだよな、簡単簡単♪」と乗換ゲートに到着。
「んー、この先でイスタンブール行きのチケットを貰えるのかなぁ。とりあえず北京行きのチケットの半券を渡せばいいのかな?」と渡すが
「ちゃうちゃう、ボーディングパス(Boarding Pass)が無いとアカンで。君、持ってないの?なら入れないよ」と言われてしまう・・・。
「えっ・・・ならどうすればいいの・・・?」っと放心状態になる俺wwwwww
とりあえず、従業員に聞くが乗換ゲートを指さされてしまうwww
もうどうしていいか分からず、もう一方の謎のゲートへ行くが、何かよく分からんことを言われて弾かれてしまう。
詰んだ、完全に詰んだよーー!!!
~30分後~
通りかかった従業員にもう一度詳しく説明する。
「あー、ならとりあえずあっちのゲートに行って。え、弾かれた?あー、この紙を渡さなきゃだめだよ」と紙を渡される。
DEPARTURE CARD 入出国カード
何だこれ?こんなものの存在を初めて知る俺wwww
これはDEPARTURE CARDという、いわゆる入出国カード
これに必要事項を記入しないと、外国人は入出国できないそうだ。
しかし、この時点での俺は、まさか乗換で中国に入国するなんて夢にも思っていなかったのである。
とりあえず、必要事項を記入し(Intended Address in China[中国での宿泊先]やPlace of Visa Issuance[ビザ発行地]は空白にした)入国審査ゲートへ行き、無事通過することができた(しかし、この時点での俺は入国したことに気が付いてない!)。

とりあえず、先に進むことができた俺だが、ここでまた問題が発生!!
どこへ行けばいいか、また分からなくなってしまったのである!!
北京首都国際空港 電車
人波に付いて行くと、↑のようなレールが敷いてある場所へたどり着いた。
「baggageと書いてあるから、荷物でも運ぶ場所なのかな?みんな荷物を待ってるのかな?」っと勝手に予想し、別の場所へ移動。すると人が並んでるゲートを発見。
「はっはーん、ここで乗換ができるんだな。だいぶパターン読めてきた」っと自信満々に並ぶ俺。
しかし「ボーディングパス無いの?なら通せないよ」と撃沈。
従業員に聞いてもそのゲートを指さされてしまう始末・・・。
えっ、えっ、どーすればいいの?どこでボーディングパスをゲットできるの?え?え????
詰んだーー!!完全に詰んだよぉぉぉぉーー!!
~30分後~
もう一度別の従業員に聞いてみると「あっちへ行って、とりあえず待っとけ!」と言われたので、そうすることに・・・。
あっちとは、そう、レールのあるところである。待ちながら俺は考えた。
「そういえば、人が次々と消えていくなぁ。さっきまであんなに人がいたのに・・・」
まさに神隠し、それは怪奇現象であった。
そこで、俺は一つの仮説を建ててみた。
もしかして、このレールは荷物を運ぶものではなく、人間様が乗る電車が来るものじゃないのか?
待つにつれ人が増えていき、仮説が確信に変わる。電車が、人間様が乗る電車がやってきたのである
何で電車が来るってことが分からなかったんだよ、っと思われるかもしれませんが
飛行機の乗換でまさか、電車に乗ると思います!??しかも空港内で!!???
あと、俺、まだ入国したことに気が付いてないんですけど????


長~~い迷宮、まるで完全に詰んでしまった脱出ゲームでようやく先へ進む道を見つけた、そんな感覚。
乗換時間が6時間ほどあったのが幸いしたw

北京首都国際空港
ここで、ようやく自分が中国へ入国したことに気が付く←
北京首都国際空港 外装
北京首都国際空港 外装
せっかくなので、空港の外に出てみることに外装もアーチ状になっていて、近代的な感じ

北京首都国際空港
北京首都国際空港 チェックイン
北京首都国際空港入口イスタンブール行きの便をチェックインしに

北京首都国際空港 チェックイン
Boarding Pass ボーディングパス
Turkish Airlines(トルコ航空)はDエリアみたいすんなりチケット(ボーディングパス:Boarding Pass)をゲット!

北京首都国際空港 ビール
北京首都国際空港 ビール
中国のビールを飲む(^ω^)開け口はこんな感じだった

北京首都国際空港 食事
北京首都国際空港 ビール
せっかく中国にきたのだがら、何か食べないとね!ビール缶の裏側。誰これ?w

ちょうどこの時期は中国が反日デモで賑わっていたのだが、レストランの中国人のおばさんはとても良くしてくれたw

また空港内の電車に乗り、先ほど断られたゲートでチケットを渡し、無事に通過(この際にも入出国カードが必要)。
そしていざ出国審査へ。
中国の出国審査は物凄く厳しくほとんどの人が金属探知機で反応してた。
むろん俺も反応してしまって、リップクリームの中身まで見られてしまいましたw

Turkish Airlines(トルコ航空)ボーイング777-300ER
へ無事に搭乗。
北京首都国際空港(中国・北京)→アタテュルク国際空港(トルコ・イスタンブール)
9月15日 23:55→16日 05:25
(現地時間)
フライト時間:10時間 30分 距離:7,059km

自分の席を探しにエコノミークラスの方へ行く俺。
「あれ・・・もう通り過ぎてるみたいだ」っと超イケメンの乗務員に聞いて案内された席がこれだ↓
トルコ航空 コンフォートクラス
何このソファー?俺の部屋ですら、こんな立派なソファーはないであるよ?
ふかふかである。どのくらいふかふかかと言うと、アルパカの毛並みくらいふかふかである(触ったことないけど。
けど、俺の座席は確かにここなのである。
「はっはーん、なるほど、後ろのエコノミーっぽいのは更に格下の貧民層が使うクラスで、これがエコノミーなんだな、うん、違いない」と一人納得し、座る
少しすると、何かが配られてきた。
ポーチだ。中には歯ブラシやアイマスク、リップクリーム、クシなどのアメニティが。さらにスリッパなどが配られる。
「サービスがいいなぁ、さすがトルコ航空だぜ!」と何の根拠もないことを思いつつ、疲れた俺は眠りに就く・・・。

カランカラン...カランカラン...
「うるさいなぁ・・・いったい何の音だ・・・?」とアイマスクを外すと、超絶美人の乗務員がワインボトルなどの飲み物を乗せたカートを押していた。
「何かお飲みになりますか?」「(せっかくだしな・・・)わいん、ぷりーず!
ちびちびとワインを飲んでいると、こんなものが運ばれてきた↓
トルコ航空 コンフォートクラス 機内食
なんだこれ?高級バーで出されるような"おつまみ"じゃないか!?
「はっはーん、なるほど。この高級そうな"おつまみ"とワインで酔って、安眠させようって魂胆だな。なかなか気が利いてるじゃないか」と関心する俺。そして、自然と眠りに就く...

カランカラン...カランカラン...
「うるさいなぁ・・・また飲み物を運んできたのか?」うんざりしながらアイマスクを外す俺。
「Fish or Beef ?」「(えっ、えええっ?)びっ、びびびびーふ、ぷりーず...!
「お飲みものは?」「わわわわいん、ぷりーず
トルコ航空 コンフォートクラス 機内食
えっ、機内食ってさっきので終わりじゃなかったの!?
ようやく異変に気が付く俺。これは普通じゃない、物凄く豪華だし、美味い。うん、美味いなぁ。
そうじゃなくて、エコノミークラスでこんな豪華な機内食が出るだろうか?
そういえば、座席に付いているディスプレイも凄い。最新の映画が見放題だ。トイレも物凄くリッチだ。
周りもなんか、スーツを着た紳士な叔父様たちばかり。短パンTシャツの俺が完全に場違い。
格安航空券で乗れるようなクラスではない!そう、これはもしかしてビジネスクラスじゃないのか?

「ふぅぅぅぅ、満腹に食べてしまった。もう食べられましぇん」そろそろ寝ようとアイマスクを手に取っていたら
トルコ航空 コンフォートクラス 機内食
今度はコーヒーとデザートが運ばれてきた!!なんじゃこれええええええええ!!!!
お腹ははち切れんばかりだったが、甘いものは別腹。
もうなんでこんなに豪華なのかという疑問を断ち切って、食す食す食す。お腹いっぱい!
最後にペットボトルの水が配られ消灯。高速でお空を飛ぶ鉄の塊の中、ふわふわのソファーの上で夢の中へ・・・。
ちなみにこのソファー、頭の部分が曲げることができ、頭を寄りかけることができるのだ。かなり快適な睡眠ができたw

~約3時間後~
もの音がしたので起きてみると、朝食を運んでいる最中だった。
トルコ航空 コンフォートクラス
3時間前くらいに、お腹いっぱい食べたばっかりなんですけど???
けど、美味しいので食す俺。飛行機内でどんだけ食ってるんだ俺は・・・。

イスタンブール トルコ航空 アタテュルク国際空港
そして、無事にトルコ・イスタンブールのアタテュルク国際空港に到着。
ついに、これからトルコ・ギリシャ旅行が始まる・・・!!!!

*俺が乗った座席クラスについて

後で調べて分かったことなのだが、これはコンフォートクラスと呼ばれるプレミアムエコノミーというクラスらしい。
トルコ航空のコンフォートクラスは一般的なビジネスクラス並の設備・サービスらしく非常に評価が高いみたい。
詳しい説明はコチラ→手の届く贅沢 - 快適シートとコース形式の機内食で大満足のトルコ航空「コンフォートクラス」
では、なぜ、格安航空券で搭乗した俺が、ワンランク上のコンフォートクラスになったのか。
予約確認書にも、確かにエコノミークラスと書いてある。
理由としては恐らくエコノミークラスがオーバーブッキング(定員以上の予約を受け付けること)してしまって、代わりに空いているコンフォートクラスに俺が移されたからだ。
俺が移された理由としては、日本人で1人というのが大きいだろう。
コンフォートクラスといえど、あまり品のない人は乗せたくないので、グローバル的に定評のある日本人の俺が選ばれたというわけだ。


↓紹介しきれなかった写真をGoogle+で公開しています!
【Google+】 [トルコ・ギリシャ旅行] 0日目 成田空港→北京首都国際空港→アタテュルク国際空港



[トルコ・ギリシャ旅行]
● 0日目 日本→トルコ・イスタンブール(今、表示している記事)
1日目 イスタンブール観光
1日目 クラブで詐欺られるの巻
2日目 イスタンブール→ギリシャ・アテネ
3日目 アテネ観光→ピレウス→エギナ島
4日目 サモス島・ピタゴリオ→トルコ・セルジュク
5日目 トルコ・エフェス観光
6日目 カッパドキア観光 レッドツアー
7日目 カッパドキア観光 気球→グリーンツアー
8~9日目 イスタンブール→帰国
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ジャンル : 旅行

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